温泉

Hot spring

金の湯・銀の湯 ふたつの温泉

妙乃湯には泉質のちがう自家源泉がふたつあります

銀の湯

単純泉の特徴:無色透明、とろんとした中性の柔らかく優しい温泉で身体を温める効果が高いのが特徴。
湯冷めしにくく、体温の上昇により免疫力アップが期待できます。
適応症・禁忌は一般的適応症、禁忌になります。
小さなお子様や皮膚の弱い方、強い温泉が苦手な方にお勧めです。

金の湯

マグネシウム・カルシウム硫酸塩泉の特徴:天候や酸化による色の変化がありますが、基本的に濁り湯。
酸性の温泉でさっぱりした肌触り、鉄分や硫黄が若干含まれています。
一般的適応症・禁忌の他に、慢性皮膚病や、動脈硬化、切り傷、やけどなど皮膚のトラブルに効果があると言われています。

一般的適応症

神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、打ち身、慢性消化器病、冷え症、病後の回復、疲労回復、健康増進、ストレスによる諸症状(睡眠障害、うつ状態など)、自律神経不安定症

一般的禁忌症

病気の活動期、活動性結核、進行した悪性腫瘍又は貧血など身体衰弱の著しい場合、重い心臓や肺の病気、消化管出血、目に見える出血があるとき、慢性の病気の急性増悪期

〈温泉の禁忌症、妊娠中(特に初期と末期)の項目は医学的な根拠がなく温泉法改定により記載がなくなりました〉

妙乃湯温泉の歴史

妙乃湯温泉は戦後まもなく、昭和27年開業しました。

創業者の後藤定二とウメノは終戦前年の昭和19年に、樺太(現サハリン)から故郷秋田へ帰還した後、杜氏や山小屋への荷揚げで生計を立てていましたが、山道を歩いていると、森の中から温泉が湧き出るのを見つけ、簡素な建物をつくりました。
これが妙乃湯温泉旅館の始まりでした。当時は車道がなく町から徒歩で半日かかる道のりでした。当時はたびたび大雪で建物が倒壊し経営は困窮を極めました。
仕入れた商品の代金が払えず、商品を回収された事もあるそうです。

その後、昭和40年代初めに県道が開通し路線バスの運行が始まります。
ちょうどその頃、露天風呂用の温泉を開発し新たな源泉から温泉が引かれました。

平成3年に創業者から経営を引き継ぎ法人化し現在に至っています。
創業・開湯から約70年の歳月が流れましたが、単純泉(銀の湯)とマグネシウム・カルシウム硫酸塩泉(金の湯)2つの自然湧出温泉は8つの湯舟に今も変わらず掛け流しで注がれています。
(冬期間使用できない湯船が一部あります)

後藤定二、ウメノ夫妻 昭和40年頃の写真
後藤定二、ウメノ夫妻 昭和40年頃の写真

ご入浴について

貸切風呂(やわらぎの湯-銀の湯)

ご宿泊のお客様にはご滞在中、無料でご利用頂けます。

日帰り利用のお客様は1時間3,300円(税込)でご利用頂けます。時間は11:00~15:00です。事前のご予約を承りますので、お電話にてお申込みください。

(時間の指定は先着順となりますので予めご了承ください)

日帰り入浴

営業時間 10:30〜15:00 (14:00受付終了) (火曜日定休日)
料金 入浴料(税込)大人1,000円、子供500円(小学生以下)

個室休憩

営業時間 10:30~14:30 (火曜日定休日) -事前予約が必要です-
料金 一部屋5,500円(税込)